税金 節約

ふるさと納税4つの市町除外へ!?

投稿日:2019年5月10日 更新日:

 テレビやネットのニュースなどですでにご存知の方もいるかと思いますが、6月から実施するふるさと納税の新制度で、大阪府泉佐野市、静岡県小山町、和歌山県高野町、佐賀県みやき町の4つの市町を制度の対象から除外する方向で総務省が調整を行っていると報道されています。

 なおこの情報では、決定では無く、今後総務省が、有識者で構成する地方財政審議会の意見を踏まえて最終判断を15日にも告示を行います。四市町が対象外となる場合、その期間は今後検討するとの事です。

 以前に今年の6月から制度が変わる事については簡単にですが説明しました。その記事を見てない、何がどう変わるかについて分からない方、はをこちらをご覧ください。

参考:ふるさと納税するなら5月まで!?

スポンサードサーチ

【【【 】】】

除外されたらどうなる?

これにより何が起こるかというと、6月1日以降この除外が検討される4つの市町に寄付しても税金の優遇が受けられなくなります。

 ふるさと納税についてよく分からない方、はをこちらをご覧ください。

参考:ふるさと納税とは?

 ちなみに5月31日までに、この6月1日以降この除外が検討される4つの市町に寄付を行えば税金の優遇は受けられます。

 なので大阪の泉佐野市が現在、返礼品に、寄付額の20%分のアマゾンギフト券が上乗せされる。「300億円限定キャンペーン」を5月31日まで実施しています。

今後はどうなる?

 ふるさと納税自体は、2008年の5月から制度が開始された制度で初年度は81円で、その後しばらくは年間100億程で推移していましたが、14年度に388億円、15年度は1653億円、16年度は2844億円、17年度は3653億円と年々寄付額が急増しています。

 これだけ注目され大きな金額が動く制度なので、来年以降も制度を見直す国(総務省)とあの手この手で寄付をしてもらいたい自治体の攻防は続きそうです。

 今回はまだ決定では無いので簡単に今後どうなるのか書いてきました。

また動きがあれば今後もその情報を書いていきたいと思います。

-税金, 節約

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

ギャンブルはするな!

 皆さんはこれまでtotoやスクラッチなどの宝くじの購入や競輪、競輪などの公営ギャンブルをやった事はありますか?一度は購入されたやった事はあるが多いのはないかと思います。  宝くじの売り場に行列が出来 …

消費税増税前に買った方がいい物・買わなくていい物

 2019年7月21日に参議院議員選挙が行われ、与党の自民党が勝利しました。  これにより消費税が2019年10月にこれまでの8%から10%に引き上げられる予定です。  2%の違いですが、これにより家 …

不用品がお金になる!?フリマアプリを使ってみよう

 あなたは メルカリに代表されるフリマアプリは使った事はありませんか?  私は何度か メルカリを使って商品を買ったり売ったりしました。  フリマアプリは知っているけど使った事は無いけど興味はありません …

残念なふるさと納税

 数日前職場でふるさと納税の話が出て、先輩からふるさと納税で失敗した先輩の友人の話を聞きました。  やはり、正しく制度を理解しないとせっかくの税金を節約する事が出来ないだけでなく、損をしてしまうと思っ …

ふるさと納税するなら5月まで!?

 今年ふるさと納税を利用しようと考えてる方へ1つ頭に入れておかないといけないことがあります。それは、ふるさと納税の規制強化を盛り込んだ改正地方税法の成立したことです。その法律が成立したことで一体何が変 …