以前給料明細を見て見ようで住民税について簡単に説明しました。
参考:給料明細をよく見てみよう
その住民税について、平成30年(2018年)度の住民税の納付が6月から始まるのはご存知ですか?人によっては住民税の納付書が届いてるかと思います。
そこで今回は住民税について説明していきたいと思います。
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【【【 】】】住民税とは?
住民税とは地方税のひとつであり、道府県民税と市町村民税を合わせてそのように呼びます。その年の1月1日に住んでいる自治体に納めます。
住民税額は毎年1月1日~12月31日までの所得を基に計算されます。納税時期は翌年6月から翌々年5月となっています。なので今年2019年6月から払う住民税は2018年の所得を基に決まります。
納める住民税額は前年の所得金額に応じて決まる「所得割」と、一定以上の所得がある人であれば全員同じ金額の「均等割」を合わせた額になります。
所得割の計算方法はどうなってる?
所得割の計算方法は所得税とほぼ同じですが、所得税は所得額に応じて段階的に税率が上がっていきますが、住民税は一律で10%となっています。(一部住民税率が違う所があります。)
その10%の内訳は、基本的に道府県民税は6%、市町村民税は4%となっています。
均等割の計算方法はどうなってる?
均等割の税額は、道府県民税1500円、市町村民税3500円の合計5000円となっています。地域によっては森林の保全のため森林環境税が上乗せされている所もあります。
住民税はどう払う?
住民税はサラリーマンであれば、会社が給料から差し引き納めます。これを特別徴収と言います。
特別徴収ではない方は、自治体から送られてくる納付書で自分が直接納めます。これを普通徴収といいます。
いかがでしょうか、住民税についてお分かりいただけたでしょうか?
給料から差し引かれる特別徴収の方は6月から引かれる金額が変わるのでしっかりチェックして下さい。