皆さんは社長になりたいと思ったことはありませんか?
なりたいけど、私には能力がなくて出世して社長になるなんて無理、企業して社長になるのは難しいと思っている方が多いかと思います。
しかし、今現在この記事を読んでいる方でも社長になる事が出来ます。
それでは今回はその事について説明していきたいと思います。
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【【【 】】】会社が社長を探してる?
まず、知って欲しいのは2018年に全国で休業・廃業・解散した企業は4万6,724件もあるという事です。
この休業・廃業・解散した企業の代表者の年齢は、60代以上が8割を超えていて、会社経営は高齢化による難しい状況にあるといえます。
また少し古い情報ですが、2013年から2015年に休業・廃業・解散した企業84,091社のうち、廃業直前の売上高経常利益率が分かっている6,405社について集計したデータを確認すると、黒字状態で廃業した企業の割合は50.5%もあり、半数超の企業が廃業前に黒字であったことが分かっています。
このデータから利益は出ているが後継者がいなくて廃業した企業が多い事がお分かり頂けたと思います。
参考https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H29/h29/html/b1_2_1_3.html
いくつかの疑問
そんな黒字で後継者に困っている企業どうやって見つけるの?どうやってそんな企業の社長になるの?起業して社長になるのとどう違う?など疑問があると思います。なのでそういった疑問に答えたいと思います。
どうやって社長になる?
黒字で後継者に困っている企業があるのは分かったが「どうやって社長になるの?」という疑問についての答えは個人M&Aです。
個人で企業を買い、事業継承をして、社長になるという事です。
どこで企業を見つける?
では、どこで黒字で後継者に困っている企業を見つけられるのでしょうか?
まずは、公的なものでは、各都道府県に「事業引き継ぎ支援センター」設置されており、商工会議所と連携してM&Aの相談やマッチングを行っています。
またインターネット上ではM&A仲介会社会社、サイトがいろいろでてきます。なのでそこから企業を見つける事ができます。
企業して社長になるのとどう違う?
まず、個人で企業して社長になる事との違いは何といっても企業の生存率の違いです。開業後間もない企業は経営の知識やノウハウが乏しいため、生存率が低くなる傾向があります。
なのでその厳しい環境を生き延びた会社を買って社長になる方が企業して社長になるより良いといえるでしょう。
「起業5年以内に8割が廃業?」個人事業主・会社組織の生存率・廃業率【調査データ】
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h18/H18_hakusyo/h18/html/i1220000.html
いかがでしょうか、社長になる・M&Aをするかは置いといて、今後継者に困っている企業は少なくない状況ついてはお分かりいただけたでしょうか?
終身雇用制度が終わりを迎えようとしている中で、M&Aで社長になるという選択肢がある事だけでも覚えておいて下さい。