皆さんは、CMで弁護士事務所や司法書士事務所が過払い金請求のCMを見たことはありますか?結構いろんなところがCMを出していたので一度は見たことがあるかと思います。
私は、このCMを見た時にそんなに多くの人が借金をしているのか気になっていました。そこで調べてみた結果、少し前のデータですが金融庁が公表している「貸金業関係統計資料」によると、消費者向けの貸付残高は、平成25年時点で約6兆7787億円でした。
つまり、個人の借金をすべて合計すると、約6兆7800億円になるという私にとっては非常に大きい金額でした。
なので今回は借金をしない方がいい理由について書いていきたいと思います。
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【【【 】】】1.利息が高すぎる
一つ目は利息が高いことです。利息は、法律によって
- 10万円未満は最高20%
- 10万円~100万円未満で最高18%
- 100万円以上は最高15%
このようになっています。定期預金の利息が金融機関やキャンペーンによって違うこともありますが、およそ0.01%なのでそれに比べるととても高い事がわかりますよね。
2.元本利息ともに複利で増える
2つ目は、借金の元本、利息が複利によって借金の金額が増えていくことです。
複利とは、一言で言うと利息に利息が付いていくことです。
10万円を年利を法律の上限の18%で借りて返済を一切しない時を例にすると
1年後に返済しないといけない金額は、元金に利息18,000円を足した118,000円を返済しないといけません。
しかし、これを返済しないでいると2年目以降には、元金と利息をた足した118,000円に利息の18%がかかるようになります。
その為、2年後の利息は118,000円×18%=21,240円となります。
2年後の借金の総額は、118,000円+21,240円=139,240円となります。
利息が単利(利息を元本に含めない計算)だった場合、
毎年利息が、118,000円なので2年後借金の合計は136,000円となり、2年たつと3240円も借金の総額に差が生まれてしまいます。
ちなみに、この借金を複利のまま返済をしないでいると4年で借金は20万円と倍になり、8年後には約38万円にふくれあがります。
ちなみに複利については元金がどれくいで2倍になるか簡易的に求める方法があります。
2倍になる年数=72÷利率
なので、上記の通り、10万円を年利を18%で借りて一切返済しないとき、
72÷18=4
約4年で借りた金額が2倍の20万円になります。
いかがでしょうか、借金をしない方がいい理由について書いてきましたが、お分かりいただけたでしょうか?
今回穂特に複利という言葉と利息に利息が付くという事は特に覚えておいた方が良いかと思います。