先日キリンホールディングスが、45歳以上の社員を対象に早期退職を実施することがニュースで話題になりました。
以前に終身雇用は崩壊へ!?で終身雇用や早期退職について書きました。
しかしその時に触れた早期退職は、 業績悪化に伴うものでした。
ですが、今回のキリンホールディングスの業績は2018年12月期決算で過去最高益を達成していたのです。業績悪化が原因ではないのです。
キリンホールディングスのように業績が良いうちに早期退職を実施する会社が今増加しています。
老後2000万円問題が話題になりましたが、その前に大きな問題が立ちはだかったように感じる方もいらっしゃると思います。
なので今回はこの早期退職について書いていきたいと思います。
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【【【 】】】早期退職実施の増加中の理由とは?
先ほど書いた通り、業績が良いうちに早期退職を実施する会社が増加している理由はいくつか挙げられます。
一番の要因は何と言って人件費の削減です。
今回のキリンホールディングスの早期退職の対象となりそうな人は45歳以上に人つまり、バブル期に入社し管理職に付いていない平社員です。
この年齢の上がった平社員は、出世は望めず、よほどの事がなければ一定の給料で雇われ続けるのでやる気のない社員が多いのです。
それと最近、新卒を年収700万円、1,000万円など高額で募集する企業が出てきてます。
つまり、企業としてはそんなやる気のない社員を雇うより、新卒や中途の有望な人材を雇いたいと考え、高額の報酬を捻出する為に早期退職によって人員の整理を図っていると言えます。
働き方改革も影響?
さらに政府が高年齢者雇用安定法改正案で70歳までの雇用維持を企業に努力目標として課す方針を明記しています。
もし先ほどの45歳以上のバブル期入社の平社員を70歳まで雇うとなると、あと20年以上給料や社会保険料の負担が企業に重くのしかかってきます。
なので企業は、余裕があるうちにこの社員の早期退職を実施しているとも言えます。
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【【【 】】】早期退職はどう乗り切る?
ではサラリーマンとしてこの早期退職にどう対応したらいいのでしょうか?
対応策としては、スキルアップして会社に依存しないで生活出来るようになる事です。
具体的な例としては、資格を得て働ける場所を確保しやすくする、副業で別の収入源を確保するなどが挙げられます。
簡単に言うと常に勉強をする、会社の収入に依存しないようになる事が大事になってきます。
少し古いデータですが、総務省統計局が2016年に行った調査である「社会生活基本調査」によると、日本の社会人の学習時間は平均で約6分程度との統計が出でたのです。
ちなみにこの統計で言う学習とは、自発的に「自己啓発・学習・訓練」に充てる時間の事ですが約6分というのは短いですよね。
つまり、ほとんどのサラリーマンは勉強をしていないので、勉強をするだけで他の社員に勝てる、平社員では無くなる可能性が高いのです。
そういった勉強をしている、それによって管理職になると専門的な知識を得る事が出来ます。
するとそれを活かした仕事が出来るようになり、それで稼ぐ事が出来ます。
具体的には、以前書いたブログをする、ココナラなどのスキルをネット上で売るなどです。
ブログでもココナラでも自分の得た知識、ノウハウを伝える事である程度の収入を得る事が出来ます。
そうすれば、早期退職をそこまで恐れる事は無くなるはずです。
まとめ
・勉強をして稼ぐ力を身に着けてよう
勉強して自分で稼ぐ力を付ける事で、この早期退職の危機を乗り越えていきましょう。
そしてそれによって最終的に老後のお金の心配が減っていくはずです。
参考: 副業を始めよう 、今から出来る!!お金を増やそう、 ブログでローリスク副業をしてみよう