以前にキャッシュレス決済について説明したキャッシュレス決済って何?、 消費税増税前に買った方がいい物・買わなくていい物で10月から消費税が8%から10%に増税される事に伴ってキャッシュレス決済を行うとポイント還元が受けられると書きました。
5%の還元を受ける事が出来れば、消費税が上がる2%よりも大きな額を還元されるので増税前よりお得に買い物が出来るのです。
また2%の還元があれば、増税分の負担は軽減する事ができます。
なので今回は、消費増税に伴うポイント還元について説明していきたいと思います。
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【【【 】】】ポイント還元の特徴
10月の消費税増税に伴って行われるポイント還元の特徴は
- 対象の店舗での買い物をすると2%か5%のポイント還元を受けられる
- 10月からの来年6月末までの9ヶ月間の期間限定の措置である
- 軽減税率とは別の制度
などが挙げられます。
対象の店舗での買い物をすると2%か5%のポイント還元を受けられる
まず、対象の店舗でキャッシュレス決済を行うと2%か5%のポイント還元を受けられます。
キャッシュレス決済とは、クレジットカード・デビットカード・電子マネー・QRコードなどの決済方法の事を指します。
ちなみに申請して、国に認められた事業者が提供するキャッシュレスサービスのみしかこのポイント還元を受ける事が出来ません。
そして、このポイント還元に対応しているキャッシュレス決済手段の発行業者の一覧はこちらで確認出来ます。
還元金額には上限がある
このポイント還元の金額について1つ 知っておいて欲しい事があります。
それはクレジットカードの場合、ポイント還元金額の上限が基本的に上限はカード1枚につき月に15,000円分までとなっています。
なので、上限金額が月に15,000円分還元のクレジットカードをすべて5%還元のお店で使った場合、カード1枚につき月に30万円の決済分がポイントが還元される上限(30万×5%=1万5千)ということになるのです。
その為カードの利用額が30万円を超えているかどうかは気にかけておきましょう。
電子マネー、QRコードなど各決済サービスについてはそれぞれ還元額が異なりますので、先ほど紹介したキャッシュレス・消費者還元事業の公式ページより詳細を確認する事が出来ますのでそちらをご覧下さい。
10月からの来年6月末までの9ヶ月間の期間限定の措置である
そしてこの国が行うポイント還元は期間限定の措置なのです。
2%か5%のポイント還元を受けられる期間は増税が始まる10月から来年の6月末までの9か月間です。
キャッシュレス決済を実施している会社が何かしらのキャンペーンを行う事で一定の還元はあるかと思いますが、国が行うポイント還元は9か月限定である事を覚えておいて下さい。
軽減税率とは別の制度
ポイント還元以外にも消費税増税に伴う措置として軽減税率という制度が導入されます。
これについては一度軽減税率って何?で簡単に説明しました。
人によっては、この軽減税率とポイント還元を混同してしまっているようです。
軽減税率は、酒類・外食を除く飲食料品と週2回以上発行される新聞の税率を8%に据え置く措置でこれはポイント還元と違って今のところ終了する期日は定まっていません。
この軽減税率とポイント還元の制度の違いである期間と対象の商品等を正しく理解しておきましょう。
まとめ
・消費税増税に備えてキャッシュレス決済を準備しておこう
10月からの消費税増税に備えてクレジットカード・デビットカード・電子マネー・QRコードなどのキャッシュレス決済を準備して増税による負担を軽減しましょう。
最近、楽天ペイを導入する全店舗を対象に、楽天スーパーポイントが5%還元されるキャンペーンを実施すると発表があったりこれから各会社が何かしらのキャンペーンを行う可能性があるので今後ともそういった動きに注目しておきましょう。