少し前に積み立てNISA、確定拠出年金(iDeCo)について書きましたが、どちらも投資信託などの金融商品を買って運用しますが、そもそも投資信託について詳しく分からないという方もいらっしゃると思います。
なので今回は投資信託についてどういったものか紹介したいとおもいます。
参考: 積み立てNISAとは? 、 確定拠出年金(iDeCo)について
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【【【 】】】投資信託の特徴
投資信託とは簡単に言うと、多くの個人投資家から資金を集めその資金を元にファンドマネージャーと呼ばれる投資の専門家が株式や債券等の運用を行い、 その運用成果が個人投資家へそれぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品の事です 。
商品によってどんな株式や債券に投資するかが変わってきます。
投資信託の安全性
投資信託は株式、債券に投資を行う金融商品なので銀行預金と違い元本の保証がありません。
しかし、投資信託の仕組み上、仮に投資信託に携わっている機関が破綻したとしても、個人投資家が預けたお金は、投資額の大小かかわらず守られる制度になっています。
実際、山一証券が倒産した時も、個人投資家の資産は無傷でした。
銀行や信用金庫などの金融機関が破綻した場合は預金は1000万円とその利息までしか保護されないのでその点では投資信託の方が安全性は高いと思います。
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【【【 】】】投資信託の運用法
投資信託の運用方法にはアクティブファンドとインデックスファンド(パッシブファンド)の2つにわけることが出来ます。
アクティブファンドとは?
アクティブファンドとは、ファンドマネジャーやアナリストが個別企業の取材や工場見学などを通して、投資する銘柄を調査・選定し、運用を行っています。
その為、費用(手数料)がインデックスファンドと比べ高く設定されていますが、ベンチマークを上回るリターンが期待できるという特徴があります。
インデックスファンドとは?
インデックスファンドとは、 原則的にベンチマークに連動する成果を目指して運用を行います。
ベンチマークとは、インデックス(指数)とも呼ばれおり、日経平均株価などのように株式や債券などの市場全体の値動きを表す指標のことを指します。
アクティブファンドの様に、投資する銘柄の調査などは行わないため、インデックスファンドは、費用(手数料)などの費用が低く設定されている特徴があります。
投資信託の費用(手数料)とは?
アクティブファンドとインデックスファンドの説明の中に費用(手数料)と出てきましたが、この手数料には大きく分けて2つあります。
1.販売手数料
1つ目は、投資信託を買うときにその販売会社に払う手数料です。
この販売手数料は、「商品」、「販売窓口」によって異なります。
ネット証券会社やインターネット取引だと手数料が掛からない(ノーロード)ものが多いです。
なので投資信託を買うときは、販売手数料が掛からないノーロードの証券会社で商品を買うとこの手数料はかかりません。
2.信託報酬
2つ目は、投資信託を管理、運用してもらうための経費の信託報酬です。
これは、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続ける費用のことです。
この費用は、別途支払うのではなく、日々運用してる資産に対して一定の金額が毎日差し引かれます。
差し引かれる金額は商品ごとにあらかじめ年率で決まっています。この年率はアクティブファンドの方が高く設定されている為、アクティブファンドの方が信託報酬が高くなっています。
2つの手数料について説明しましたが、投資信託によっては、売るときに手数料がかかるものもあります。
いかがでしょうか、投資信託について説明してきましが、だいたいでもお分かりいただけたでしょうか?
思ったより長くなってしまった為、メリットとデメリットの説明について今後説明していきたいと思います。
参考: 投資信託のメリットとデメリット