副業 申告 税金

副業を始める際の注意点

投稿日:2019年3月20日 更新日:

 今年の4月から実施される働き方改革関連法により、多くの企業で副業ができるようになります。会社のルールに従う事は大前提ですが、副業をする事を考えている方にその際の注意点がいくつかあります。

副業にかかる税金

 副業をすれば、金額の多少に関わらずいくらかの収入があります。その収入が増えれば当然その分税金が高くなっていき、確定申告が必要となってくる事があります。

スポンサードサーチ

【【【 】】】

1. 副業が給料の場合

 副業としてコンビニや居酒屋で働きそこで給料として収入を得る場合は、確定申告が必要となります。

 給料をもらうときに、これくらいの給料だったらこれくらいの税額がかかるという目安の金額が引かれているので、副業があると、給料とその引かれた税額と差が出てくるので確定申告をして還付、もしくわ納付する必要があるのです。

2. 副業がその他の収入の場合

 副業が自分で仕入れを行ったり、何かを作って、売って収入を得る雑収入、事業所得。マンションやアパートの経営で収入を得ると不動産所得、株、FXなどで収入を得ると譲渡所得など収入(所得)にはいくつかの種類があります。それらは、所得が20万円を超える人は、確定申告が必要となります。

収入-経費=20万円

 所得が20万円なので、例えばフリマアプリで25万円売上があったとしても仕入れに10万円かかっていた場合、

25万円-10万円=15万円

となり、所得は15万円となるので、この場合は申告は必要ありません。

ただし、所得が20万円いかでも確定申告が必要なケースもあります。下の記事を参考にして下さい

参考: 副業20万円でも確定申告が必要な条件とは?

スポンサードサーチ

【【【 】】】

3.確定申告をする際

 確定申告をする際に、勤め先に副業の収入まで知られたくない方へ、 やっておくべきことをお伝えしておきます。

 確定申告の用紙には、所得税、住民税や事業税についての情報を記載する欄があります。用紙には「給与・公的年金等に係る所得以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択」という所があります。

 ここで、「自分で納付」に〇をつけることで、会社には副業分の税額通知がいかなくなります。副業分については市区町村から本人宛に税額が通知され、年4回払いで副業分の住民税を納めればOKです。

いかがでしょうか、4月から副業をされる方は上で書いたこと参考にして下さい。

参考: 副業を始めよう副業20万円でも確定申告が必要な条件とは?

-副業, 申告, 税金

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

ふるさと納税とは?

 皆さんはふるさと納税をした事はありますか?言葉だけは聞いたこと事があるかと思います。  ただどんな制度か、税金が安くなる原理などよく分からない方が多いかとおもいます。なので、ふるさと納税について説明 …

災害に遭ったら確定申告!?

 前回の記事で災害に遭った後の保険金を受け取りやすくする方法について簡単にですが説明してきました。  自然災害で大きな被害を受けたら保険金の受け取りの申請以外にも、確定申告をする事で納める税金を低くす …

1000万円貯められる!?積み立てNISAとiDeCo

 ここ最近、何回も老後2000万円必要をいうニュースが話題になんていて老後に対する不安を抱えている人が多いかと思います。   金融庁の報告書では、年金では不足するとみられる老後の資金への備える資産形成 …

確定申告しないとどうなる?その2

 前回の記事 確定申告しないとどうなる? で申告漏れしたらどうなるかを紹介をしましたが今度は逆に申告しなかったことで多く税金を納めすぎた場合について紹介します。 スポンサードサーチ 【【【 】】】 更 …

青色申告の控除額が変更

 以前、H30年度の税制改正で年収850万円以上のサラリーマンは原則増税になる事はをお伝えしました。  そのH30年度の税制改正で青色申告特別控除の控除額が65万円から55万円に引き下げられることにな …